三角構造で部屋の角にジャストフィット
CS-202はコーナー型として、背面を三角にすることで部屋や家具の角にピッタリ納まります。据置きはもちろん、壁掛けとしても使えスピーカーの置き場所に悩むことも少なくなります。
バッフル面は10°の傾斜をつけていますので、据置きの場合は上方に、壁掛けの場合は下方に音を伝えやすい構造です。
リビングや寝室はもちろん、店舗や事務所のBGM用としても気軽にご使用いただけます。
ウォルナット材を使用した家具調仕上げでインテリアのワンポイントとしても目を引きます。
キュリアCS-202は壁掛スピーカーとしてもお使いいただけますが、壁掛専用の金具・装置はご用意しておりません。 壁掛けとして使用される場合は、お客様自身で部材の購入と加工をお願いいたします。 設置する壁の素材や強度等を十分考慮し、落下等のないように十分注意して下さい。 |
金具取り付け例 |
PARC Audio 8cmフルレンジ・ウッドコーンスピーカーユニット採用
キュリアCS-202のスピーカードライバーは聴きやすさで評判の高いウッドコーンユニットを採用。パークオーディオのウッドコーンシリーズの中で最小の8cmユニットを使っています。
8cmウッドコーン(フルレンジ)ユニット DCU-F101Wは、 最大瞬間入力 20Wで、 多層構造ウッドコーン採用、ゴムエッジ、アルミダイキャストフレーム等の特徴で、優れた中高域再現性と力強い低音を出します。 PARC Audio(パークオーディオ)ドリームクリエーション 8cmウッドコーン DCU-F101W |
スピーカーはある程度のボリュームで出力しないと本来の音が鳴りませんが、DCU-F101Wは音量を絞っても低音が出るため小音量再生や、ニアフィールドスピーカーとして優れています。
ウッドコーン(振動板)を使用していることもあり、ウォールナットのキャビネットとマッチしデザイン的にも気に入っていただけると思います。
■1ウェイ、2ウェイ、3ウェイ? スピーカーシステムには、目的の音域を再生するツイーター(高音用)、スコーカー(中音用)、ウーハー(低音用)などを組み合わせた2ウェイ、3ウェイ、4ウェイが存在します。 なぜにキュリアスピーカーはフルレンジ(高音〜中音〜低音)1つの1ウェイなのか? 「小型」で「手軽」をコンセプトのキュリアスピーカーは、1ウェイでも十分に良い音だと判断していただけるはずです。 |
音の最適化チューニング
8cmスピーカーユニットとしては十分な厚さの18mmのウォールナット無垢材を使用し、エンクロージャー(キャビネット)の十分な強度を確保しています。キュリアCS-202の内部は、高級スピーカーに使用されている高品位100%ウール吸音材を使用。
三角のエンクロージャーにより、キャビネット内部の定常波を発生しづらい構造です。
小音量でのピュアサウンド再生を目指しましたので、ニアフィールド・モニタースピーカーとしても十分ご満足していただけますし、店舗や事務所などのBGMスピーカーとしてもおすすめです。
さらにはコーナー型はスピーカーセッティング的に低域を増幅しますので、高品位再生に有利となります。
◎良い密閉型エンクロージャーのイメージ 音は、スピーカーユニットの前と後から同時に出ています。 後ろから出た音を完全に閉じ込めた状態で、スピーカーユニット本来の音が聞こえてきます。 もしも、箱(エンクロージャー)が無かった場合は、前と後の音が打消し合い、特に低音が聞こえなくなってしまいます。 |
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×悪いエンクロージャーのイメージ 後ろから出た音がエンクロージャー内の定常波の影響で増幅されます。 さらに、エンクロージャー自体の振動などにより、不要な音が外にもれると、前から出た音に影響して、本来の音が聞こえません。 |
■定常波・定在波? 物質には必ず共振周波数が存在します。木を叩いた音、ガラスを鳴らした音などは物質が振動している周波数です。 他に反射による周波数です。向かい合う平面では、その距離により増幅(共振)する周波数(音)が発生してしまいます。 これらが箱の中で発生して影響することにより、スピーカーシステム全体で出す音質に良くも悪くも影響します。 |
高品位再生のシステム拡張に対応
キュリアCS-202はコーナー型&小型スピーカーとして設計したため、低音の再生帯域としては決して優れているとはいえません。一般の高級スピーカーが大型だったりするのは、低域再生のキャビネットにはある程度の大きさが必要だからです。
キュリアCS-202の低域再生能力の不足を、低音専用スピーカー(ウーハー)組み合わせる事が可能です。
CS-804をサブウーハーとしての、2.1chシステムやサラウンドスピーカーとしてご使用いただけます。